*にこごり風・ちょっとしたタロットのコツノート
▼ はじめに |
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はじめに |
このノートは、タロット占いをする際のちょっとしたコツをまとめたものです。 ・どうやってタロットを読むの?
スプレッド(どうやって並べるか)や、各カードの詳しい意味などは、ほぼまったく掲載していませんので、ご注意ください。 なんといっても、占いってたのしいものです。みんなに気軽に占いを楽しんでほしい!という気持ちをメインに、ネットや対面でのタロット占いをやっていましたが、今回は、このノートを書いてみることにしました。 読んでくださる対象の方は、「一度でもタロットに触ったことはあるが、続けられなかった、なにもできなかった」あるいは「初歩的なリーディングはできるが、逆位置の読み方などで躓くことがある」という感じの初心者の方向けを想定しています。だいたい「ひと通り大アルカナは何があるか知っている」くらいの感じでしょうか。
タロット占いは、占い手とクライアントとの対話でもあれば、カウンセリングでもあり、エンターテインメントでもあり、いろいろな側面を含んでいてすばらしくおもしろいものです。ただ、二者間で行うのであれば、言葉やこころのやりとりである以上、慎重にならなければいけないところもあります。
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タロットリーディングのコツ |
タロット占いやってみた~い!となったときの、最初の難関ですね。タロットを「読む」ってどういうこと?という……。絵を読む??という…………。
軽装の青年(少年)が、まるで踊るようなポーズで、夢見がちに空を見上げながら歩いています。その先は崖になっていて、このまま歩めば崖下に落っこちてしまうでしょう。
たとえば誰か人物のことを占っていて、そのひとの性格を大きく表すスプレッドでこの「愚者」のカードが出た場合、わたしであれば、こういうふうに感じるでしょう。 「とてもマイペースな人のようです。ひとりでも時間を楽しめるタイプの方でしょう。気がついたときには、ふらりといなくなっていたりするかも。空想好きでロマンティストですが、いろいろなことを夢見るあまり、足元がおろそかになっていることもありそうです。頑固な一面もあり、とりあえず常識に逆らってみたり、他のひとの忠告を聞かないときもあるかもしれません。」 おそらくですが、だいたい、ほかのタロット本に書いてあるのとおんなじような読み方ではないでしょうか。 コツは絵がどんな物語を持っているか、登場人物がいったい誰であって、なにをしてきて、なにをしようとしているか、なにを感じているのか、絵にあるそれぞれのアイテムや風景は何を表しているのか……というところを見ること。どの物語の、なんのシーンなのかを、考えることです。 オタクが原作から二次創作で妄想を膨らませるのと同じ手段で、カードのなかの素材から、ひとつひとつ物語を膨らませてください、そう、いつもオタクがやっている「解釈」です。 ただ、実際の占術で、こんなふうに単純にリーディングができることはごくまれだと思います。だいたいは「なんでこのタイミングでこのカードが出るの?????」「相手の性格を占って「死神」の逆位置が出るってどういうこと? 死んでるってこと?」など、疑問だらけになってしまうのではないでしょうか。 そんな方のために、まずは22枚の大アルカナだけで占い、練習していくことをおすすめします。
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まずは大アルカナに慣れよう! |
タロットカードはぜんぶで78枚あります。大アルカナが「愚者」から「世界」までの(あるいは「魔術師」から「世界」までと、イレギュラーの「愚者」を加えた)22枚、小アルカナが56枚です。小アルカナは、ワンド、カップ、ソード、ペンタクル(コイン)の4種類があり、それぞれ1から10までの数字カード、そして、キング、クイーン、ナイト、ペイジの4枚があります。 初心者の方へのおすすめは、まず、大アルカナだけで占ってみることです。いきなり78枚の意味を覚えていくのは難しく、最初で躓きがちかなと思うので……。(小アルカナのみ、が向いている方もいるので、確約はできないのですが、わたし自身はどうしても小アルカナが理解できなくて、20年くらいのタロット人生のほとんどは大アルカナのみで占っていました) 理由としてはまず第一に、数が少ないこと。上で述べたように、大アルカナは、小アルカナの半分以下の枚数です。 理由の二番目は「死神」「悪魔」「世界」「魔術師」など、ある程度一般的にシンボルとして存在しているものが多いので、カードのタイトルと意味を結びつけやすいことです。
とにかくカードの物語を読むことです。占う前に、大アルカナ一枚一枚をじっくり眺め、この人物は誰なのか、どこからやってきて、どこへ行くのか、何をしているのか、どんな人間なのか、考えてみましょう。そしてカードを見たら、それらを考えるくせをつけましょう。オタクがすべての小道具から自分なりの解釈を見つけるときと同じ手段で、タロットに向き合いましょう。 適当に三枚くらい抜いて並べて、物語を考えてみるのもいいですね。たとえば「皇帝(逆位置)」「吊るされた男」「正義」の三枚で「あんまりよくない社長とかどこかの長が(皇帝(逆位置))、精神的な悟りを得たり修行を積む機会があって(吊るされた男)、急に正義に目覚めたのかな……(正義)」など。 そして、大アルカナのみに慣れてきたら、小アルカナの人物カード(キング、クイーン、ナイト、ペイジ)を入れたり、小アルカナのエース(数字の1)カードを入れたりしつつ、少しずつ使うカードを増やしてみましょう。だいたいひととおりを覚えたら、案件によっては、小アルカナのみで占ってみたり、小アルカナの人物カード(コートカードといいます)だけで占ってみたりするのもたのしいですよ。
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タロットの参考文献 |
わたしが実際に参考にしている文献は以下のものです。 ・初心者向け「タロット解釈実践辞典 大宇宙の神秘と小宇宙の密儀」井上教子
もしもあなたが井上さんのタロット解釈実践辞典と、ポラックさんの本を読んでみたならば、ふたつの本に書かれていることがまったく違う、ということに驚かれると思います。タロットリーディングは占者の数だけ存在する、とても自由なものです。きっとインターネットで検索して出てくるサイトでも、各占い師さんのいうことが微妙に違ったりして、はて?と思われる方もいらっしゃるでしょう。二次創作と同じです、結局は解釈なのです(暴言)。 このふたつの本はべらぼうに高いので、図書館などでまずチラ見するのがよいと思います。どちらの本も、カード一枚一枚を読み取ることにプラス、「シンボル」「色」「数字」など、類型でものごとをとらえていくことをやっているので、カード丸暗記よりも発展させやすいです。
でも本はどれにしてもお金がかかるので、とりあえずまず無料のインターネット文献で知識をつけていくのがよいでしょう。 インターネットのページもじゅうぶんすぎるほど参考になります! 少なくとも始めてから数年は、ウェブサイトの情報だけでやっていけるのではないでしょうか。
Spicomi : タロット占いカード78枚一覧表と意味・解釈・絵柄・占い方 78枚が一覧でザッとみれて便利。
ここでなくとも、「大アルカナ」「意味」とかで検索して出てくるページでじゅうぶんです。
なんとな~くわかってきたかな……と思ったら、小アルカナを眺めたりしつつ、読む文献を広げていきましょう。特に、それぞれの絵に描かれたシンボル、数字、使われている色、人物の表情やポーズ、服装、そして各カードの四大元素の属性など、隅々にさまざまの意味があることを記述している本がよいと思います。それらの規則を知れば、「カード」という個体にとらわれず、カードの流れを読むことができるようになるでしょう。
「いろんなウェブサイトは既に見たけどわからんわ!!」という方は、思い切ってデッキを変えるのも手です。
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逆位置を読むコツ |
わたしの場合、タロットを始めて、まず当たった難関が「小アルカナ」そして「逆位置」でした。 逆位置もまた、例によって占い師さんによって、いろいろな捉え方があります。 ・正位置と比べ、逆の意味になる
などを見かけます。 わたしの場合はこれらにプラスして、
もしくは、10枚使うスプレッドで5~6枚以上が逆位置であれば、相談者の心身どちらかが不調であることが多いです。10枚のケルト十字スプレッドで、左側の6枚がすべて逆位置だったり(このときは「現状は不調だが、将来的に明るくなっていく希望がある」ことが、リーディングを始めるまでもなく、正位置・逆位置の状態のみで表れていました)、生命の樹スプレッドで10枚中10枚がすべて逆位置だったこともあります。(この方は精神的な不調を抱えておいででした) また、10枚すべてが逆位置の場合は、そもそも占うタイミングでない、もう一度スプレッドをやりなおしたほうがいい、などのご意見も聞いたことがあります。わたしはまだ体験していませんが、実際そういうこともあるかと思います。 正位置の場合でもそうですが、あんまりにも意味がわからない場合は、たとえ相談者さんの前でも、本やネットで確かめちゃいましょう。堂々とした神秘的な雰囲気(?)でいれば、クライアントの前でもメンツが保てます。たぶん。実際対面で占っているときにうまく読めないと、わたしはめちゃくちゃ焦ってしまいますが……まあ……しょうがないですよね……慣れましょう! サンプル用に、実際のリーディングをいくつか掲載します。 それぞれの場合で、逆位置の捉え方を変えている点、カード一枚だけに捕らわれず、すべてのカードの流れを見ていることに注意してみてください。
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サンプルリーディングA |
【母親、家族のことについての占い】 ケルト十字スプレッドで占いました。 逆位置が多いことから、おそらく相談者さんか母親、あるいは家族全体が機能的に不調にあると考えます。逆位置(R)の解釈を太字で表しながら、ひとつずつ読んでいきましょう。 ①中心:ペンタクルの10【逆位置】
②交差:カップのペイジ【逆位置】
③基盤:悪魔【逆位置】
④過去:女帝【逆位置】
⑤起こりうる結果:ペンタクルのキング【逆位置】
⑥近い未来:ペンタクルの3【逆位置】
⑦自分:ワンドのナイト
⑧環境:ソードの7【逆位置】
⑨期待と恐れ:運命の輪
⑩結果:星
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サンプルリーディングB |
【入院中、一時帰宅の過ごし方】 ケルト十字スプレッドにプラス、2枚のアドバイスカードを引くかたちで占いました。 ①中心:カップの4
●アドバイスA:カップのペイジ
長い入院からの一時帰宅を目前に、うきうきとする気もちがこちらまで伝わってきそうです(カップの4、力、カップのエース)。いずれのカードからも愛情の深さを感じ、特に家族と過ごす時間を楽しみにされているようですね。今まで溜めていた(入院中、吐き出しどころのなかった)愛情をたっぷり注ぎたい! 家族を愛したい! という感情が、大アルカナやエースカードを辿って、強く表れています。 近い過去には、相談者さんの正義と相反する状態があったようです(正義(逆位置))。入院生活は決して居心地のよいものではなかったのでしょう。人物カードではなく大アルカナなので、特定の個人ともめたというよりも、病院という環境自体と合わないのかもしれません。 起こり得た未来には「皇帝」の逆位置があります。朗らかな皇帝と、玉座に座りながらうとうとと眠ってしまっている王子の姿があります。王子にかけられた王様のマントは、おそらく皇帝が自らのものを王子にかけてあげたのでしょう。皇帝の優しい人柄が表れているようです。
さて、そんなこんなで相談者さんの愛情深さ、そして家族との良好な関係で、感情面に関してはまったく問題がないのですが、続くカードを見ていると、ちょっと心配なことがあります。「やりたいことが多すぎて疲弊する、あるいは手が回らない」ということです。「ペンタクルの10(逆位置)」も、風の読みを眺めているうちに、飛空するタイミングを見失ってしまったパイロットの姿に見えますし、「カップの8」は全体的に暗いトーンで、いくつもあるカップ(愛情)をどうしたらいいかわからない……と途方に暮れているように見えます。 次の「期待と恐れ」でも、忙しそうにランタンに火を灯してまわる人物の姿があることから、この「やりたいことが多すぎてたいへん」という状況は、相談者さんにも自覚できていることがらであるようです(ワンドの7)。
アドバイスカードを見てみましょう。 1枚目はカップのペイジ。お酒を飲んでご機嫌にうとうとしている少年の姿です。このぐらいだらっとリラックスして臨んでみましょう。あるいは実際、適度にお酒を飲んでみる、というのも、お好きであればよいかもしれませんね。 2枚目はカップのナイト。こちらは1枚目とは対照的に、水をたたえたカップを持ち、まるで眠っているかのように目を閉じながらも、ちいさな岩の足場にしっかりと立つ騎士の姿があります。瞑想状態であるようです。彼の愛馬のほうは、川の水を飲んでいますね。馬に休憩を取らせているのでしょう。また、一見修行にも見えるようなこの騎士のポーズも、彼にとっては休憩なのかもしれません。
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シャッフルのときのコツ |
わたしがタロットにおいていちばん大事なことだと思っているのが、この、シャッフルという行程です。シャッフルは、かき混ぜたり、切ったり、様々な手順を行っていきますが、このあいだは、なるべく質問に集中します。
集中できる環境を整えるためにリラックスできる音楽を流すとか、お気に入りのアロマ、香水を、タロットや敷き布につけておくのもいいと思います。
■かき混ぜる■ かき混ぜるときは、太陽系の主な回転方向が反時計回りと聞いたことがあるので、なんとなくそのようにかき混ぜています。
■割る■ 1枚ずつ並べながら重ねていき、複数の山札をつくります。わたしはたいてい6つの山札をつくります(78枚が割り切れるので)。
■切る■ 目を閉じて質問に強く集中しながら何度かカードを切ります。わたしはこのとき、長々とカードに息を吹きかけてます。神道で「息吹にはちからがある」(ってまんがで読んだ)からですが、深呼吸も兼ねてます。
ランダムの場合はどこまで?という問題ですが、わたしの場合は、山札を支えるほうの手がムズムズしなくなるまでやります。感覚的なものなので説明が難しいですが、目を閉じながらトップのカードを触ると「もうこのまま並べていいぞ!」という爽快感のあるサインがある感じです。トップカードがこころなしすべすべして心地良いとか、目を閉じたなかでも、パズルの正しいピースをつかんでいるような、不思議な感覚です。 そんなんないわ!という場合は、○回カードを切ろう、と決めちゃうのがいいと思います。わたしも対面でクライアントさんと話しているあいだはあんまり感覚のほうには集中できないので、だいたい三回くらいカードを切ったら引こう、と決めてしまいます。もしくは質問者さんに納得ゆくまで切ってもらうのも、いいかもしれないですね。
実はスプレッドにおいてもその自由さは変わりません。
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スプレッドのときのコツ |
スプレッド、占う際のタロットカードの並べ方のことですね。これは実は「決めたもん勝ち」なので、自分で作ることもできれば、既にあるスプレッドを自分なりに変形させてもOKです。 たとえば「ケルト十字」や、「生命の樹」に、具体的に今どうしたらいいか、何に気をつけるべきかのアドバイスカードを、二枚ほど付け加えてみる、など。 変形スプレッド「アドバイスカード+2(ケルト十字などに)」
たとえば「二者択一」スプレッドに選択肢をもうひとつ追加して、三択にしてみる、など。 変形スプレッド「スリーウェイ・スプレッド」
また、思い切って自分で自分が今必要としているスプレッドを作っちゃう、など。 オリジナルスプレッド「人物スリーカード」 オリジナルスプレッド「人物ペンタゴン」
わたしは長年スリーカードで占っていましたが、カードの枚数が多いほうがもしかしたらリーディングがしやすいのかも……と思うので、各所で勧められている「ケルト十字スプレッド」を、わたしもオススメしておきます。 スプレッドについてはここのサイト(spicomi)さんがとても便利です。
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デッキを選ぼう |
いちばん最初のデッキは、とりあえず、オーソドックスなウェイト版をおすすめします。どのタロット本も、インターネットでも、たいていはこのウェイト版を元に解説しているので、教材多く、勉強になりやすいのです。 わたしの場合は以下のように進みました。 ①学生のとき、厨二病だったのでタロットを覚えたいと思い、マルセイユ版(※)準拠のタロットを買う
※マルセイユ版とは:「力」と「正義」の順番が違ったりするバージョン。詳しくはwikiにて…。 というわけで、タロットが読めるようになったのは本当につい最近、ここ2~3年のことです。⑤の「急に意味がわかる」というのは、「急に絵柄が読めるようになった」ということです。わたしはその時期、ちょうど文庫版の「星の王子さま」を読んだ後で、物語に出てくる人物がタロットカードの上に並び、なにを感じ、なにを話し、なにを思っているか、物語を読むように読み取ることができるようになりました。 そんな感じで、一通りタロットになれてきたら(もしかすると慣れていなくても)、思いっきりウェイト版から外れていてかまわないので、自分の好きなオリジナルのタロットを使ってみることをオススメします。ねこちゃんのタロットとか、グスタフ・クリムト(画家)のタロットとか、ファイナルファンタジーの天野喜孝のカードとか(これはきちんと絵が描かれているのは大アルカナのみで、小アルカナはトランプのような単純なスートのみでしたが)いろんなカードがあります。タロット通販サイトで見てみるとか、有隣堂で不定期に行われているタロット展で買ってみるとか、もしくは個人のオリジナルを買ってみるとか。実際に絵柄を見て、ピンときたものを買っちゃいましょう!(いろいろと気軽に買うにはタロットはちょっと高いのですが…) ただ、星の王子さまなど、オーソドックス(ウェイト版などに即した絵柄のデッキ)から外れたオリジナルのデッキで占う場合は、ウェイト版の知識がほとんど通用しなくなります。自分自身がカードの絵柄を読み取れないとまったく意味がわからない……ということが多くなり、あまりネットや本に頼ることができないので、そこだけは自分で勉強していきましょう。勉強というのは、とにかく絵柄をじっくりとながめ、そこに描かれた人物の表情やポーズ、衣服、色、シンボルなどからストーリーを読み取る訓練を積む、ということです。 わたしはオーソドックスのほうがまだ掴みきれていなくて、オリジナルなものはなにも見なくても時間をかければ読めますが、オーソドックスのものは本を読みながらじゃないとわからないことが多い……というくらいに、オリジナルのタロットが合う人間もいます。ただ、そこに辿り着くまでにはある程度基本的な知識が必要になってくるので、とりあえずウェイト版に一回ぶち当たって挫折しておく儀式は必要かな、という気もします。(でもまずカードに親しみを覚えられないとつまらないので、好きな絵柄のデッキをとにかく買っちゃうのはほんとうにアリです🐜) ある程度タロットに慣れているのに、新しいデッキは何度やっても読めない……という場合は、残念ながら、そのデッキはあなたに合っていない可能性があります。わたしも、絵柄に惹かれて購入したものの、残念ながら半分くらいは手放してしまっている感触です。 デッキに関してですが、たとえば、こわがりなひとを占うときには、刺激的な絵柄を避け、かわいらしいデッキを使うなど、相手のための工夫があると、とてもよいかなと感じます。特に「死神」「悪魔」などが出ると、必要以上に不安になってしまう相談者さんが多いので、そういう気遣いがたいへん大事になってくると思います。
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避けている占い |
わたしが「こういう占いはしないようにしよう」と決めているルールがいくつかあります。何かの参考になるかもしれないので、いちおう書き記しておきますね。 ・ギャンブルなど
・占いに依存しているひと
・生命に関すること
・どんな結果でも受け入れられないクライアントさんの依頼
・大きな影響が考えられるもの、犯罪に関わりそうなものなど
・占いをテストするための占い
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そのほかのどうする |
・切っている途中でカードが落ちる! → 1枚や2枚なら気にしなくてもいいかも
・カードに傷がついちゃった! → 大丈夫です
・どこで占いを始めたらいい? → 今ならどこでもできそうです セルフリーディングを勧めない占い師さんもいらっしゃいますが、わたしは20年ほど、タロットはほぼ自分用に占っていたので、あんまり気にしなくてもいいのでは……と思います。ただ、セルフリーディングだけで終わってしまうとやはりあんまり上達しない、上達しにくいので、ぜひ、興味あるお友だちを誘って、ご一緒に遊んでみてください。やはり他の方の占いをすると一気にレベルアップしていく感動があります。特に、クライアントさんに喜んでもらえたり、たのしいと言ってもらえると、占い師さんのほうも、すごくたのしくなれますよ。
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おわりに |
わたしが占いの時に気をつけていること、考えていることなどをひととおりまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
うおだのにこごり 2022.11.23.
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